PHILOSOPHY​

V3うみやまのあいだのあなた

「うみやまのあいだ、あめつちのからだ」

長い会社名ですが、おぼえていただければ幸いです。

なぜなら、「うみやまのあいだ、あめつちのからだ」は今を生きるすべての人のことだから。

 

海と山、天と土のあいだ。

他には何もなく、在るのはあなたのからだだけ。

在るのは、ただ、私たちだけ。

そのとき、私たちの目に何が見えてきますか。

見たい景色はありますか。

 

私たちには、今の時代を価値づける力があります。

未来を思い描くことができる自由があります。

思い描く未来のための決定をする権利もあるし、実行できる意志もあります。

 

「未来の世代を、次代を育てよ」と人はいいますが、

そのとき未来意志を託される存在は、

決してこどもたちだけを指すのではありません。

今目の前の、あなた自身もそのような人であっていい。

そのなかの一人として、あなた自身もそこに在る。

 

「うみやまのあいだ、あめつちのからだ」が、

“体験”をつくり続けるモチベーションはまさにそこにあります。

 

“体験”という一種現実離れした“あそび”のようなところから、

世界のことを考える目を自分自身で育てる、それを後押しするお手伝いがしたい。

 

“体験”に参加してくださった方々が、

〈 私たちも、私たちの世界について考えることができるんだ。

自分の考え方一つで未来をほんのちょっと動かすことができるんだ 〉

と、たとえ些細な一歩でも、たとえ微かな手応えでもそう思ってくれたのなら。

 

この小さな小さな自覚が、きっと未来のための大きな力になる。

 

だからこそ、「うみやまのあいだ、あめつちのからだ」はHUMAN ENGAGEDをコンセプトとした〈ことば〉と〈こと・ば〉のコンテンツ―――“体験”をつくることにこだわるのです。

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MESSAGE

 はじめまして。ウェブサイトをご覧いただき、どうもありがとうございます。

 「うみやまのあいだ、あめつちのからだ」代表の二宮彩乃と申します。

 平成が終わり、令和という新たな時代が始まりました。昭和・平成という変化に富んだ激動の時代を経て、令和という時代がどのような軌跡をたどるのか。この答えをすべて的確に言い当てることができる予言者は地球上どこにもいないでしょうが、それぞれの視点から「こういう時代になっていったらいいな」という動きは大小問わずあちこちで始まっているように思います。そういった〈ねがいの形〉の積み重ねによって私たちの世界はこれまで創られてきたのだろうと想像すると、〈ねがい〉という行為やその言葉は、現実にしっかと根ざしたとてつもなく大きな力のように感じられます。

 さて。では、「うみやまのあいだ、あめつちのからだ」のねがいの形は、どのような実を結んでいくのでしょうか。

 先日読んだ本では、これからは「確かなものの時代」から「形のない時代」への転換期になるとともに、これまでの「協調性や秩序を守ることの大切さを説く時代」から「今までの価値観を完全に捨てて、個人が自由な発想をすることが重要になる時代」になると書かれており、始動2年目の「うみやまのあいだ、あめつちのからだ」にとっては、願ったり叶ったりの時代の訪れだと思われ、吉兆の知らせのようでした。

 「形のない時代」とは何でしょうか。

 物質に依らないということでしょうか。それに代わる“何か”重要なこと・ものが顕れるのでしょうか。

 「今までの価値観を完全に捨てて、個人が自由な発想をすることが重要になる時代」とは何でしょうか。

 どういった機会があれば、近い将来そこへと至ることができるのでしょうか。

  “ 「うみやまのあいだ、あめつちのからだ」は、HUMAN ENGAGEDをコンセプトとした〈ことば〉と〈こと・ば〉のコンテンツをつくります。”

  “こと・ばのコンテンツ ―― つまり、アクティブラーニング/ワークショップ/ドラマラーニングといったコンテンツをつくります”

 これは私たちの理念であり、存在を意義づける根幹のことばですが、私たちは、私たちの武器である〈こと・ばのコンテンツ〉の中にこそ、「形のない時代」「個人が自由な発想をすることが重要になる時代」の光を見出しています。

 とはいえ〈こと・ばのコンテンツ〉やその類はまだまだ認知度が低いですし、さらに言えば、ご依頼によってさまざまな形で応えていくので、一見すると内容が一貫しておらず、よく言えば多様な、斜に構えれば煩雑に見えるため、いまいち掴みかねる印象をもたれている方も多いかもしれません。

 しかしながら、「うみやまのあいだ、あめつちのからだ」が見つめているものはいたってシンプルです。

 「人が集まる」ということ、その現象そのものがもつ大いなる可能性を信じている。その一言に尽きます。だからこそ、その潜在的能力を最大限に生かしたい。そのための最良の選択をいつでも用意しておきたい。この想いを実現するためのスキルが、私たちにとってはワークショップや体験型プロジェクトのコンテンツづくりであったのです。

 SNSやインターネット、AIの進歩によって、人の身体を介在させずともあらゆることが実行可能になった現代において、“集まり”に光を見出すとは時代錯誤なことを…というご意見もあるかもしれません。

 ですが、「みんなで考える術」「みんなで決定する術」「みんなでつくる術」「みんなで発展させる術」といった行為が今すぐ必要でなくなるとは思えないですし、さらに言えば、よりいっそう価値観が多様化している現代において、「みんな」とひとまとめにされる人々が一概だとは限りません。だからこそ、今なおたゆまぬ努力として、これらの“術”を育て、磨き上げることも決してないがしろにはできないと思うのです。意思決定の歴史はまだまだ連綿と続いているのはないでしょうか。

 「うみやまのあいだ、あめつちのからだ」は、今後もこのような覚悟を胸に秘め、いただいた機会をひとつひとつ丁寧に、たくさんの想いや意見に耳を傾けながら皆さまのお役に立つべく、さらに邁進して参ります。

集まりis USEFUL FOR OUR SOCIETY,SO WHAT DO WE DO ?

今年もよろしくお願い申し上げます。

2019年1月10日
二宮彩乃

追記)

代表二宮のブログ(https://note.com/ardr_ccd/n/n7c6dce09c2a4)に、下記の内容が追加されました。

・なぜ、「うみやまのあいだ、あめつちのからだ」を始めたのか

・なぜ今、これらが必要なのか

・数年先、どのようなビジョンをもっているのか

「うみやまのあいだ、あめつちのからだ」についてさらに補完する内容となっております。よろしければ、ぜひご覧くださいませ。

Collections

2006青山学院大学文学部フランス文学科入学。
フランス演劇史・演劇学ゼミを専攻。
2010青山学院大学文学部フランス文学科を卒業。
座・高円寺 劇場創造アカデミー演出コースに所属。
舞台演出と「コミュニティと劇場・アート論」を学ぶ。
2012劇場創造アカデミー演出コースを修了。
同年末、演劇ユニット 脇 ワキ 泥 ドロ の主宰演出家となり、
岩手県一関市ギャラリー柊で『あっぺこっぺ』旗揚げ公演。
2013・ 演出家の登竜門〈利賀演劇人コンクール(富山県南砺市利賀村)〉に出場。
『さくらんぼ畑(作:チェーホフ)』の構成・演出を手がけ、最終選考上演を行う。
・〈えだみつ演劇フェスティバル(福岡県北九州市)〉に参加。
屋外公演『きぃてどろけぇ・みてらぁえ』作・演出。
2014・ 岩手県一関市に「 いちのせきのはこ・ガレージホール 」をオープン。同ホールの支配人となる。
・〈ひいらぎ演劇プロデュース Vol1春〉〈ひいらぎ演劇プロデュース Vol2秋〉総合プロデューサー。
自身の作品等、県内外全6団体の作品を上演。
2015・ 一関市立磐井中学校で「台本づくりのためのコミュニケーション・プログラム」のプログラムディレクター兼ファシリテーターを3年間務める。
・ 放射性産業廃棄物の処理問題をめぐる地域で半年以上にわたりフィールドワークを実行。
そこで収集したさまざまなインタビューテキストをもとにした『地区 K のこと』のテキスト構成・演出を手がける。松山・一関・大阪・東京で上演。
・一関市山目市民センター主催『英語劇 せいあん先生』台本・演劇指導
・一関市立本寺中学校、田野畑中学校など、小中学校での演劇指導。
・NPO 法人 芸術公社主催〈 みちのくアート巡礼 〉にアーティストとして参加。
・一関市内外の南部神楽を取り上げた〈 カグラ・メグル 〉を始動、
〈 カグラ・メグル・はじまり 〉のイベントディレクターを務める。
2016・岩手県助成事業〈 岩手わかすフェス@東京 〉演出兼舞台監督。
・〈サステナブル、スリランカ!〉
スリランカで、現地のこどもたちに SUSTAINBILITY を伝え広めることを目的としたアクティブラーニングのプログラムディレクション、ファシリテーターを行う。
・一関市山目市民センター主催国際交流プログラム『英語劇 大槻玄沢』台本・演劇指導。
・大槌町立吉里吉里中学校で、「地域の宝さがしプログラム」ファシリテーター、
その成果を基にした台本共同創作のプログラムディレクターを務める。
・2015 年1月より、台本づくりプログラムのファシリテーターを務めた一関市立磐井中学校において全4クラスオリジナルの台本による演劇発表。
・吉里吉里中全学年による『吉里吉里版・国姓爺合戦(台本構成:二宮)』上演
・〈 カグラ・メグル・2016 〉を開催。
・平泉町・奥州市・一関市の若者による「いわて県南アートプロジェクト」による「まつりフェス」
企画立ち上げワークショップのファシリテーターを務める。
2017・一連の活動を総じて、自らを「コモン・クリエイティブ・ディレクター」と名乗る。
・〈 カグラ・メグル・プロジェクト 〉始動。ディレクターを務める。
6月 「カグラ・ツクル VOL.1」 ホコ/ゴヘソグづくりの体験ワークショップ × 牧澤神楽
7月 「本寺中学校神楽 ストーリーとアーカイブプロジェクト」始動。
「本寺中学校神楽 どうぐをなおすワークショップ」
10月 文化庁伝統文化親子教室「カグラ・オドル?鶏舞教室」全8回
11月 「カグラ・まち・めぐる」 × 古内神楽、布佐神楽、城生野神楽ほか
「とりまい家族」写真展 × 本寺中学校卒業生による鶏舞を愛する会
「カグラのミカタ」 × 一関ケーブルネットワーク
12 月 「カグラ・ツクル VOL.2」衣装編 × 南沢神楽
2018

 1 月 michi now Q 、カグラ・メグル・プロジェクト共同企画
「カグラ・ツクル VOL.3(予定)」芸能×テクノロジー編 × 達古袋神楽
3月 一関市立本寺中学校閉校にあたり、ストーリーとアーカイブプロジェクトの集大成。
「だから、私はまい、おどる/結団式」開会
「とりまい家族」巡回展
4月~翌 3 月 岩手県演劇指導員非常勤講師(一関市立千厩高等学校)

「うみやまのあいだ、あめつちのからだ」を立ち上げ、代表となる。
8月~ 「100年先へ、プロジェクト」立ち上げメンバー兼企画立ち上げファシリテーター。
10月~ 岩手県若者活動支援チームとして、いわて若者カフェのカフェマスターをつとめる。