葉の名の犬

葉の名の犬

葉の名の犬

 二月十八日

どういう巡り合わせなのだか、里親が見つかるまでの期間限定ではあるが大型犬をもう一頭引き受けることになった。早くて一、二ヶ月。長くて半年以上はこの家にいるだろうか。けれど、「飼育放棄された」に加えてその他ウンヌンこれまでの経緯を聞いてしまえば手を差しのばさないわけにはいかなかった。こういう場合、決めるべき覚悟より情が先立つというものだ。

昼、予め待ち合わせていた公園で、私の相棒犬と会わせてみたが相性はまずまず。最良ではないが最悪でもない。予定通り連れて帰る。

一歳半の若い雄犬。私の相棒犬と同犬種。だがこれまでの犬生、散歩らしい散歩はしたことがなく家の中だけで生きてきた。

仮ではあるが葉を冠する名をつける。