今朝出会ったあの子スズメは今も元気でいるだろうか。
穂の名があと数十センチ近くまで歩いて来ているにもかかわらず、
芝の上でまったく飛び立たないで明後日の方向を見ていた子スズメ。
子スズメの目の先には、スズメの番か?親鳥と見られる2羽がパンか何かの白い欠片を
ひとときに仲睦まじくついばんでいた。
自分のくちばしにあの白いおいしそうなかたまりが入ることを信じて疑わないかのように
視線をはずさず微動だにしない。
おいおい、穂の名が来てますよ。
ようやくはっとして飛び立ったけれど、穂の名じゃなかったらパクッとされていましたよ。
すっかり情が湧いてしまった。