五月、わが庭で一番の大輪を咲かせる牡丹は 今から準備を始めて…
久方ぶりに母親と食事。 といっても、コーヒー一杯と店主がすす…
褐色の籾殻のような何か。 庭のある一帯に七味唐辛子のように満…
昨晩は、夜通し雨だった。 あんなに雪が積もっていたのにもった…
煙がたちのぼる 鑑賞者 私 &n…
雪の輪郭で顕わになった格子。 クレマチスの蔦を絡ませるのに …
雪の色は案外素直だ。
わが家の古樹のユリノキは 人の世の喧騒などつゆ知らず ただた…
目が覚めたら相棒犬を庭に連れ出し、「行っておいで」と声をかけ…
君だれだっけと実を見て思う。 花の盛りを思い出し、 ああ君は…
おとといは曾祖母の七回忌だった。 こういうご時世ということで…
少し時間を空けてしまった。 祖父母と隣り合わせになりながら、…
雪がつもると私の庭に動物たちが現れる。 野良猫のさんぽ道。 …
定点観測 岩手県盛岡市中心部在住。父方の祖父の生家の留守預か…
小さい頃からずっと不思議だったこと。 何で大人はこの葉っぱの…
雪の結晶のひとひらひとひらに 名前をつけてみたくなる。
先日、私の赤毛犬がヨウシュヤマゴボウの実を食べた。 その日の…
紅が下れば、常緑が際立つ。 イチイの蒼が日に日に美しく顕れて…
作・絵 うみやまのあいだ、あめつちのからだ 『ひとひと』 &…
先月は母方の曾祖母の命日だったので、 先日母と墓参りに行って…
仏壇に供えた花の水替えをしていた母の手がはたと止まる。 一輪…
雨で散歩に行けないときや、忙しくて相手をしてやれないとき、 …
「サンキライ」という名の木。 家の玄関に長いこといたのにあま…
赤犬の相棒がいる。 赤毛をなびかせて走る姿が美しい、ほれぼれ…
岩手に戻ってきてから7年が経った。 大学進学で当たり前のよう…