時間のうしろに

ようやく今の生活にも慣れてきた。
自分の生活のための〈しごと〉もわかり、
これまでないがしろにしてきたこと、
自分の夢や幸せについて、考え、行動する。少しずつ。

 

「正しく清くはたらくひとはひとつの大きな芸術を時間のうしろにつくるのです。」

これは、宮沢賢治の『マリヴロンと少女』の中の一節。
彼の作品の中ではマイナーな短編だけど、この一行によって、
私の記憶に深く刻まれている。
日々の生活の中で、最近またこの言葉をよく思い出すのである。

大それたことのようでとても小さなこと。
シンプルでいいですね。

 

時間のうしろに