トンボの翅

9月中旬も過ぎたというのに、真夏日に近い気温が続く。

暑さに辟易という言葉にすら脂汗が滲むようで口に出すのも嫌なぐらいだが

はてトンボの翅とはこれほど美しいものだったかと気が付く残暑も初めてだ。

天道直下のぎらついた陽光を、トンボの翅がかくも眩しく照り返しては。

そこここに空を映したステンドグラスが飛んでいる。