白露も過ぎて、早朝なら少しは冷えてきた。

スズメバチが紙のようにカサカサになって、縮こまって死んでいた。

日の出が半袖を着る私の背中を温(ぬく)めていて、

この虫の凍死が嘘のよう。ぽっと出た秋の冷えきったからだ。