からむしの記②

からむしの記②

 

 

「霜がおりたら今年のからむしはもう終わり」
自然の理、当たり前のことが祖父母にこう言われるまですっかりすっぽ抜けていた。

翌朝、あわてて祖父母の集落に車をとばす。

自分の時間を自然ながらの時間に合わせていくこと。
以前に比べたら、私の生きる速度は後者の時間になじんできたけど
まだまだ時折人間の甘さが顔を出す。

最近床暖房をつけ始めたからだ。
体が来る寒さを受容してないのだ。
そう思った。