MAHORA 2021年8月29日 日々のこと / からむし日記 * 自分というものはある。確かにある。けれども 自分以上のものがあると感じる時、自分はなく なるのだが、同時に、自分という“そのもの” があることに気づく。 手のひらに収まる温い本に出会った。美しい場所、すぐれた場所を意味する古語の名をもつその本の中に、この一節があった。 この一節がすとんと落ちる。そのような人間に近づくことができた三十四年分の己の幸福。 八月二十九日 続きを読む 過去の投稿へアイコ次の投稿へコスモ おすすめ 雨 2021年1月14日 ジギタリス 2024年6月3日 駄洒落 2023年12月25日 背骨 2023年5月2日